幼稚園に通う子供を持つママさんパパさんで、「習い事をさせるべきかどうか?」と悩んだことがある人も多いのではないでしょうか。
結論、習い事をした場合もしない場合も、それぞれにメリットがあります。
- 習い事しないと時間にゆとりが生まれる
- 習い事にかからないお金を他の経験や思い出づくりに使える
- 習い事をすることで子供の可能性が広がる
- 幼児期に習うことでスキルの吸収が早い
習い事をさせるかどうかは正解はありません。
それはあくまでも家庭の方針によるものですからね。
…とは言っても、やっぱり習い事については悩む親が多いのも事実です。
まさに私自身もその一人でした。
そこで、今回は習い事をしないことのメリットやデメリット、そしてその選択の理由について、じっくりと解説していきますね!
幼稚園児が習い事をしないメリット
まず、幼稚園児が習い事をしないことで感じられるメリットについて見ていきましょう。
時間にゆとりが生まれる
まず一番のメリットは、時間にゆとりが生まれることです。
習い事がないぶん時間にゆとりが生まれ、自由な遊び時間も増えます。
幼稚園児にとって遊びはとても大切な活動。
自由に遊ぶことで、自発性や創造性が育まれるんです!
また、時間にゆとりが生まれるのは子供だけではありません。
親も習い事への送迎や付き添いがあるので、夕方はバタバタ…という声も聞かれますね。
バタバタしないぶん、子どもとの時間をたっぷり取れるというのは大きなメリットですね!
ストレスやプレッシャーを感じない
習い事をしていると、スケジュールだけではなく子どもの気持ちにも制約をかけることになります。
子供が「遊びたい!」と言っても「今日は習い事があるから」とガマンさせなくてはいけません。
また、ピアノのように日々の練習が必要なものや宿題があるような習い事だと「やらなくちゃ」というプレッシャーを感じてしまうことも。
頑張る姿勢は大切ですが、ムリヤリやらされているという状況はやっぱり子供にとってストレスになってしまうので良くありませんね。
もちろん、子ども自身が習い事を楽しんでいればストレスやプレッシャーにはならないので、この点は子ども次第ですね。
経済的な負担が減る
経済的な負担が減るという点も見逃せません。
習い事には費用がかかりますよね。
習い事の種類にもよりますが、未就学児の習い事にかかる金額の平均は月8,000〜9,000円程度と言われています。
このお金で、本を買ったり博物館に行くなど別の経験をすることも出来ます。
もしくは、長期休みに旅行に行くなどの家族の思い出づくりに使っても良いですね。
幼稚園児が習い事をしないデメリット
一方で、幼稚園児が習い事をしないということにはデメリットもあります。
そのデメリットについても解説していきますね。
集団活動の機会が減る
習い事をしないことで集団活動の機会が減るというデメリットがあります。
もちろん幼稚園でも集団生活というのは経験できますが、習い事の集団活動とはちょっと違います。
幼稚園は好きなお友達と好きなことをして遊ぶには十分な環境ですが、「みんなで同じ目的のため取り組む」という機会は少ないんですよね。
一方で、スポーツやダンスなど集団で行う習い事では協調性やチームワークを学ぶことが出来ます。
習い事をしないと、幼稚園児にとって大切な社会性や協調性を学ぶ機会は少なくなると言えますね。
特定のスキルや知識を学べない
習い事をしていないと、特定のスキルや知識を学ぶ機会も少なくなります。
幼稚園の時期って、スキルを身につけるのに最適な時期です。
小学生になってから身につけることももちろん出来ますが、幼児期の方が吸収が早いんですよね。
例えば、浅田真央ちゃんがスケートを始めたのは5歳。藤井聡太さんが将棋を始めたのも5歳。錦織圭さんがテニスを始めたのも5歳です。
もちろん、向き不向きもありますし、世界で活躍…というところまで行くかは本人の努力次第。
ただ、実績がある人たちは幼児期からスキルを身につけ始めていたという意味では、やっぱりこの時期に習い事を始める意味は大きいですね!
子供の可能性を狭めてしまう
幼稚園児という大切な時期に習い事をしないと、子供の可能性を狭めてしまう可能性があります。
早いうちからスキルを習うというのはもちろんですが、環境を変えるだけでも刺激になります。
例えば、幼稚園のお友達は誰も鉄棒が出来なかったけど、体操教室に行ったら同じ年齢(もしくは年下)の子がクルクルと逆上がりをしていたら。
「あの子ができるなら自分も!」と頑張るキッカケになるかもしません。
環境を変えるだけで刺激になって、子供の「できる」「頑張る」が増えるなら親としては嬉しいもの。
習い事をしないと、そういう子供の可能性やチャンスを逃してしまう可能性もあるということですね。
幼稚園児が習い事をしない理由
では、そもそも習い事をしない理由ってどんな事があるのでしょうか。
習い事をしない理由についていくつかご紹介していきます。
家庭の方針
幼稚園児で習い事をするかどうかは家庭の方針によるところが大きいです。
上記でも解説したように、習い事をしないことでのメリットもありますからね。
そこを重視する家庭では習い事をしないということもありますよね。
小学生以上になると学校や習い事、クラブ活動など忙しくなってきます。
今しかない子供との自由時間をたっぷり楽しむというのも大切ですね!
子供がやりたがらない
次に、子供自身がやりたがらないという理由もあります。
いくら親が「子供のために…」と思っても、本人がやりたがらなければ意味がありません。
無理に習い事をさせると、身につかないどころか かえってストレスになってしまうことも。
どんな習い事にするか、以前に本人がやりたがらない場合は無理にやらせないほうが良いでしょう。
本人が関心を持つタイミングに合わせられたらベストですね!
幼稚園児に習い事をさせたいけどできない場合
幼稚園児のうちに習い事をさせたいけれど、何らかの制約があって習い事が出来ないというケースもあると思います。
よくある制約は
・費用の問題
・時間の問題
ですよね。
これらの制約がある中でも、幼稚園児のうちに学びを経験させる方法についてもご紹介していきます。
習い事はできないけど、なにか学びを与えたいという親御さんは参考にしてみてくださいね!
費用の問題
先程ご紹介した2つの理由の他に習い事をしない理由が費用の問題というケースもありますね。
習い事には月謝や教材費、交通費など、さまざまな費用がかかります。
未就学児が習い事にかかる費用の平均は月8,000〜9,000円と言われているんです。
この金額は家計には結構大きいですよね…。
少しでも費用をかけずに子供に学びの機会を与えたいという人は、以下の方法を参考にしてみてください!
読書の習慣をつける
本を読むだけでも学べることは多いです!
本なら1冊1,000〜3,000円程度なので、習い事の費用を抑えたい人にもピッタリです。
図書館やフリマサイトなどを利用すればコストはさらに抑えられますね!
↓幼稚園児に人気の知育絵本はこちら↓
ただ、幼稚園児の場合は自分で文字を読むのは難しいという子もいますよね。
ママやパパが絵本を読み聞かせてあげられればベストですが、難しいようであればまずは図鑑を見るのでもOK。
↓幼稚園児に人気の図鑑はこちら↓
まずは日常的に本に触れるところから始めましょう。
幼稚園児は本を読むことで、想像力やコミュニケーション力・論理的思考力を高められると言われているので、ぜひ取り入れて行きたいですね!
絵本を通して英語を学ぶという方法もありますよ。
月額500円〜という低コストで絵本で英語を学べるというのは手軽でいいですね!
参考:絵本で英語脳を育てよう!英語絵本1,000冊が読み放題【絵本ナビえいご】
学習ツールを使う
本だけだと物足りない、すぐに飽きてしまうという場合は、学習ツールを使うのがオススメ。
年齢に合わせた市販のドリルを活用するのは手軽ですね!
↓市販のタイプだとこちら↓
市販のタイプだとちょっと物足りないという人には七田式英語タッチペンもおすすめです。
ペンから音声が流れることで子供が興味を持って楽しむことが出来ますし、併せて使う教材も買い切りなのでランニングコストがかかりません。
参考:七田式英語タッチペン(しちだ魔法ペン)の口コミ評判は?幼児でも使えるのか解説
時間の問題
習い事をしない理由としてよく聞かれるのが、時間の問題です。
習い事に通うとなると、習い事の時間だけじゃなくて送迎にも時間がかかりますよね。
となると、子供だけではなく親への負担も大きくなります。
とくに共働き家庭や兄弟姉妹が多いと送迎するのは大変。
この理由で習い事が出来ないという人も多いです。
そこで、時間はないけど習い事させたいという人におすすめの方法をご紹介しますね!
オンラインスクール
習い事の送迎に時間をかけられないという場合はオンラインスクールを活用するのもいいですよ!
オンラインスクールなら送迎の時間がかからないのはもちろん、習い事の時間も融通を利かせることが出来ます。
お教室に通うスタイルだと、どうしても決まった時間に連れて行かないといけないもんね。
オンラインであれば自分の都合の良いタイミングに調整することも出来るのはとても助かります。
ほとんどの場合、幼児向けのオンラインクラスは1回20〜30分程度。
土日の朝だけ、夜ご飯の前に…など、1日のスケジュールに柔軟に取り入れることが出来ますよ!
参考:オンライン英語スクール Palfish Academy(パルアカ)の口コミ
通信教育
もっと時間に融通を利かせるなら通信教育もおすすめです。
急に時間が空いたときにもやりたいぶんだけ出来るというのが良いですね!
本やドリルなどの教材だけではなく、DVDやゲームなどバリエーションも豊富なので子供も楽しんで取り組むことが出来ます。
低年齢のうちは親がフォローすることもありますが、子供が自分で進めやすいように出来ているのはありがたいですね!
【まとめ】家庭ごとのベストなバランスを見つける
幼稚園児が習い事をしないことのメリットやデメリットについて解説しました。
- 習い事しないと時間にゆとりが生まれる
- 習い事にかからないお金を他の経験や思い出づくりに使える
- 習い事をすることで子供の可能性が広がる
- 幼児期に習うことでスキルの吸収が早い
幼稚園児のうちに習い事をするかしないかは、最終的には家族それぞれの状況や価値観によるものです。
どちらの選択にもメリット・デメリットがあります。
大切なのは、子供としっかり話し合い幼児期ならではの生活を充実させること。
自由にするもよし、色々挑戦してみるもよし。
適切なバランスを見つけて、お子さんの成長を見守ってあげましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。